Yシャツには胸ポケットが付きもの。
そんな風に考えていませんか?
でもそんな感覚にとらわれているのは日本人だけなのかもしれません。
こんにちは。あかパンダです。
昨今日本で売られているYシャツには多くのものに胸ポケットが付いていますよね。
でももともとはYシャツに胸ポケットは付いていなかったみたい。
じゃあなんでポケットが存在しているんでしょう?
その有力な説をまとめてみました。
まずはYシャツの起源について。
先ほど元々Yシャツにはポケットが付いていなかったという話をしました。
ここではいったんYシャツの歴史について話しながら,その部分についても触れていきたいと思います。
Yシャツは元々下着でした。しかも,パンツも兼ねた下着だったんです。
ヨーロッパの男性は1930年代にブリーフ,トランクスが発明されるまでYシャツをパンツとしても使っていました。
Yシャツの「両脇が短くできている」、「前と後ろだけが長く垂れている」,「一番下のボタンが余っている」のはこの名残。
一番のボタンを使って,後の裾のボタン穴に填めるための物だったそうです。
今じゃ考えられませんよね・・・
少し話は脱線しましたが,注目してほしいのは下着だったということ。
下着にものを入れるポケットはいりませんよね。
もともと下着としての役割を果たしていたYシャツにはポケットが無かったんです。
さて,それではいよいよYシャツにポケットが追加された説を見ていきましょう。
(説1)アメリカへ渡った際にポケットが追加された
Yシャツは元々下着でした。しかし後にアウターとしても着られる様になりました。
第二次世界大戦当時,イタリアの人々はアウターとしてYシャツを着こなしていました。それを見ていたイタリア前線から帰還した兵士たちがアウターとしての着こなしを広め,アメリカにもYシャツが伝わりました。
そして,アメリカでは利便性から懐中時計などを収納していたポケットをYシャツに付け,その結果,今のような胸ポケット付きYシャツが生まれたという説です。
(説2)軍服が起源
ミリタリーシャツやPコート,MA1フライトジャケットなどには多くのポケットが取り付けられていますよね。
そんな軍服に習って胸ポケットが取り付けられたという説です。
ミリタリーアイテムといえば機能性の高さが特徴。前述した利便性からポケットが取り付けられたという説と近いものはあるのかもしれません。
そういえばYシャツがなんでYシャツと呼ばれているのか皆さんはご存じですか?
順番は前後してしまいますがそのことについても近いうちに触れておこうと思います。
最後まで記事を読んでいただいてありがとうございます。
あかパンダでした。