なにか深く物事を考えたいとき、皆さんはどうしますか?
なにかルーチンを決めているような方もいるでしょう、あるいはアイディアノートを持っている方もいるかもしれません。
古いですが、三上なんていう言葉もありまして、馬上(ばじょう)・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)が良い文章が思いつく場所だと言われております。
現代風に言えば、運転中・ベッドの上・トイレの中でしょうか。
もっとも、これは文章だけではなく、アイディアならなんでも当てはまるように思います。
そして私的には、これ以外にも靴磨きの時間がいいアイディアを生み出してくれる時間だったりします。
靴を磨きながら思索に浸ると、不思議なことにいいアイディアが浮かぶのです。
忘れていることを思い出すこともあります。
いい考えを捻り出そうとしている時には全く出てこないのに…全く、アイディアというのは相当な捻くれ者です。
靴磨きと三上に共通していること、それは無心になれることでしょうか。
一つの作業に集中すると、なぜか良いアイディアが浮かぶんですよね。
無心でブラッシングをして、無心で磨いて。
一体なぜなんでしょう。
なぜだかはわかりませんが、今日も私は靴を磨きます。