最近、タバコの危険性の話がよく取り上げられる。
ガンとの関係性や、依存性など、話を聞くとやっぱり悪いものなんだなって思わされる。
それと同時に、愛煙家の方々の身の狭い様子をかわいそうだと思う。
会社で、ガラス張りの小さな喫煙所に集まってタバコを吸っている様子をよく廊下から見る。
私はタバコを吸わないから関係のない話なんだけど、なんだか可哀想な気分になる。
ツーリング先の道の駅なんかで、灰皿の前に集まり美味しそうにタバコを吸うライダーを見ると微笑ましい気持ちになる。
普段から愛煙家が虐げられる光景を目にしているからなんだろう。
じゃあ、酒はどう?
私自身、酒は月に1、2回飲むかな?という程度。
自発的にアルコールが欲しいと思うことはないし、飲み会に誘われることはあっても企画することはまずない。
自発的に酒が飲みたいと思ったとしても、それは好きな味の酒であって、コーラが飲みたいとか、そういったものと変わらない。
最近の研究じゃ、酒は決して体にいいものではないと言われている。
なのに、タバコとの扱いは雲泥の差だ。
タバコと違い、百薬の長なんて呼ばれているところ。飲みの席では飲まない方が怪訝な目で見られる。
まず、百薬の長なんて呼ばれているが、飲まないに越したことはない。
アルコールの危険性を書いた論文は腐るほどある。
CiNiiでもGoogle Scholarでもいいから検索してみてほしい。
そして、飲みの席で酒を飲まないやつに向けられる言葉や態度たるや。
下戸な可能性だってあるし、アルコールが苦手な人もいるのに。
自発的に飲む飲まないは決めればいいことだし、他人に指図される部類のものじゃないはずなのに。
別に酒好きな人を悪くいうわけじゃないよ。
酒の席でしか語れないことがあるのはわかるし、飲み会が楽しいとは俺も思う。
言いたいのは、酒が必ずしも必要なわけじゃないし、さらに酒を飲まないからとアレコレ言ってくるのはお門違いでは?ってこと。
酒もタバコも迷惑をかけずマナーがしっかりしている人は素晴らしいと思う。