インターネットデバイスの普及
私が生まれたのは1990年代の後半。
バブルは弾け、失われた10年とか、失われた20年なんていわれていた時代です。
その頃、インターネットに接続できるデバイスを一人一台持ち歩くなんて考えられなかったでしょう。
一家に一台のパソコンですら考えられなかった時代だと思います。
スマートフォンが一般に普及したのは2010年くらいからでしょうか。
私が高校に入学したタイミングでは、既に皆スマートフォンを持っていました。
東日本大震災の際、救助や救援にSNSが役立ったことで、スマートフォンの有用性が広まったと思います。
もしかすると、逆かもしれませんが。
小さなころロックマンエグゼが好きだった私は、これから来る未来に期待せずにはいられませんでした。
奇しくも、進んだ道はロックマンエグゼの世界とは少し方向が違った気がします。
ですが、iPhoneのSiriなど近いモノは生み出されつつあります。
情報の送り手と受け取り手
話が脱線しましたが、今回私がお伝えしたいのは情報の送り手と受け取り手に分かれる境界が今なのではないかという話です。
言い換えるなら今流行りのクリエイターと、聴衆という意味でオーディエンスでしょうか。
動画広告市場の変化
この動画広告に関する調査結果を見て頂きたいと思います。
動画もそろそろ山のてっぺんかと思っていたんですが、まだまだ上り坂が続くようです。
最近特に感じるのが、ブログや動画などを使って情報を発信するクリエイター側と、その情報を受け取るオーディエンス側の差大きくなっているのではないかということです。
これは、ブログの場合技術や知識が、動画の場合には機材などにかかるコストの問題によるものと考えます。
クリエイターとオーディエンスの分断
私が小学生の頃、学校ではパソコンを使う授業がありました。
恐る恐る使うパソコンで見るWebサイトは今よりもずっとチープだった覚えがあります。
ですが今となってはどうでしょう?
ある程度出来上がったテンプレートが既に用意されているブログサービスは無数にあります。
見栄えの面で並み以上のものを手に入れようとすれば、HTMLやCSS、Javaの知識も必要になってきます。
技術と知識を持つものはどんどん上へ、そうでない者は打ち負かされる構図が出来上がるのではないでしょうか。
動画の場合にはどうでしょう?
ある程度凝った動画を作成する場合、必要とするコストは莫大です。
撮影用のカメラにマイク、パソコンここらへんは結構な額になるでしょう。
そして何よりも時間です。
クオリティの高い動画を作る場合にはそれなりの時間が必要になってきます。
動画に注力できる存在。つまりは先陣を切って動画に注力していた者たちはクリエイターとしてさらに動画に注力できるようになるでしょう。
そして、動画はさらに今よりも趣向を凝らしたものになっていくのではないでしょうか。
新たに動画に目を付けた者は参戦のハードルがどんどんと上がっていくでしょう。
まとめ
これらがクリエイターとオーディエンス分断時代の幕開けの狼煙です。
私には、今がそのギリギリの境目に感じられて仕方がないのです。
ブログに関しては、まだ継続期間は短いもののなんとか継続できています。
もし時間も金もない私が動画に参戦するなら…そうですね、時間もかからず金もかからず、そしていろいろと考えねばなりませんね。