ドクターマーチン3ホール・8ホール・チェルシーと定番のドクターマーチン3種を履き比べ、
良い所&悪い所を書き出してみました。
ぼてっとしたフォルムに堅牢な作り、歩きやすさとドクターマーチンには色々といいところがあるわけです。
ただ、種類によって履きやすさ、歩きやすさなどどうしても違いが出てきます。
種類によってどうしてもメリットとデメリットみたいなものが出てくるので、今回は所有する、3ホール・8ホール・チェルシーブーツをそれぞれ比べてみたいと思います。
- 私が所有しているドクターマーチンはこの3足
- ドクターマーチン 3ホール:1番歩きやすい
- ドクターマーチン 8ホール:経年変化No.1
- チェルシーブーツ:脱ぎ履きしやすい
- まとめ:定番のドクターマーチンを履き比べてレビューしました
私が所有しているドクターマーチンはこの3足
左から順に、”8ホール”、”チェルシ―ブーツ”、”3ホール”のドクターマーチンです。
結構メジャーで人気どころの3足です。
見た目も形も異なるこの3足ですが、共通しているポイントもあります。
アッパーの素材に”スムースレザー”という素材を使っていること。
それから”バウンシングソール”を使用している点です。
”スムースレザー”とは文字通りSmooth(=なめらか)な革という意味。
表面が滑らかな革なら大抵はスムースレザーに該当するようです。
”ヌバック”や”スエード”など表面が起毛している革以外という認識でもいいのかもしれません。
そのスムースレザーの中でもドクターマーチンは”ガラスレザー”というものに当たる素材を使っています。
”ガラスレザー”は、スムースレザーのなかでも特に表面に厚い塗装がしてあるもののことを指すようです。
革特有の変化(経年変化)が見えにくいですが、水に強く手入れも楽です。
多少の雨なら気にせずガシガシと履けるのがドクターマーチンの良い所でもあります。
”バウンシングソール”はドクターマーチン特有のソールのことです。
ソール内に空気を含んでいて、とても歩きやすいです。
さすがにニューバランスのようなスニーカーと比べると軍配は上がりませんが、それでも他の革靴とは比べものにならないような歩き心地です。
また、”ソールが減りにくい”というのものもいい所。
上の記事でも紹介しているんですが、とにかく長持ちします。
私がドクターマーチンを好きな理由の一つでもあります。
ここからは3種類のドクターマーチンを比較して話をしていきますね!
ドクターマーチン 3ホール:1番歩きやすい
Dr.Martens 3ホール:良いところ
・とにかく歩きやすい
・そこそこ脱ぎ履きしやすい
・ケアが簡単
・あまり蒸れない
Dr.Martens 3ホール:悪いところ
・経年変化はあまり楽しめない
・靴下を考えなければならない
3ホールの特徴は、まずその歩きやすさ。
自分の足に合うまで少し時間はかかりますが、慣れてしまえばこっちのもの。
今回紹介する3種の中では最高の歩きやすさです。
また、3ホールということもあり、サイドゴアタイプのチェルシーブーツほどではないですが、脱ぎ履きがしやすいのも特徴の一つです。
靴紐も太くホールも少ないので結びやすいですから、少なくとも履くのが億劫になるようなことはないと思います。
また、紐が短いですから簡単に靴紐を外すことができますし、靴の大きさもコンパクトですからメンテナンスもしやすいです。
最後に蒸れないこと。
紹介する3種の中で夏に履けるのはこの3ホールだけでしょう。
オールシーズン戦える万能ファイターです。
その反面、”経年変化で自分だけのドクターマーチンが欲しい”という人には物足りないかもしれません。
というか、8ホールの表情の経年変化の仕方が素晴らしすぎるんです。
経年変化を楽しみたい場合には8ホールに軍配があがると思います。
また、”靴下を気にしないといけない”のも一応デメリットかと。
自分的には、むしろ靴下で指し色を入れたりするのでメリットでもあります。
ただ、靴下を気にしないといけないのは諸刃の剣的な側面もあるのかななんて思います。
ドクターマーチン 8ホール:経年変化No.1
Dr.Martens 8ホール:良いところ
・経年変化が一番楽しめる
・王道(ORIGIN)である
・大きさを紐である程度カバーできる。
Dr.Martens 8ホール:悪いところ
・脱ぎ履きがしにくい
・ケアは大変
・蒸れる
8ホールの良いところで外せないのが”経年変化”。
写真のクタっとした感じいかがでしょうか?
履きジワと傷。全てに私の履き方が現れています。
あなただけのドクターマーチンとして成長していくので、愛着がわきやすいのがこの8ホールなのかもしれません。
次に”王道(ORIGIN)”であること。
ドクターマーチンの中で一番最初に生まれたのが1460と呼ばれるこの8ホールです。ここからドクターマーチンが始まったという原点、起源です。
原点になったアイテムを身につける。
男心をくすぐるでしょう??
それからサイズについてもメリットがあります。
8ホールはある程度大きくても紐をきつく締めれば履けてしまいます。
ドクターマーチンはサイズが1センチ単位でしかありません。
なので、例えばネットで購入する際にはサイズ選びに苦労すると思います。
8ホールであれば、インターネットで注文する際、サイズが多少大きくても履けてしまうというメリットもあります。
↓↓ サイズ感に関するブログもあるのでよかったらどうぞ。
これらのメリットと完全にトレードオフの関係にあるのが”脱ぎ履きのしにくさ”。
こればっかりは・・・このせいで履くのが億劫になるレベルです笑。
紐を緩める→履く→紐を下から順にぎゅっと引って整える→結ぶ。
脱ぐ際はこの逆の工程。
ケアの面でも、紐を取ったり通したりは手間です。
それにクリームを塗る面積も多いし、羽の内側の部分にゴミが入りやすい。
それから、夏は完全にアウトです。
蒸れます。
1日中履き続けるような時にはおすすめはできないかも。
チェルシーブーツ:脱ぎ履きしやすい
Dr.Martens チェルシーブーツ:良いところ
・脱ぎ履きのしやすさ
・経年変化を楽しめる(楽しめそう)
・ケアが簡単
Dr.Martens チェルシーブーツ:悪いところ
・サイズ選びが少し難しい
・やはり蒸れる
チェルシ―ブーツの良い所はなんといってもサイドゴアによる脱ぎ履きのしやすさ。
この恩恵は素晴らしい。
ブーツなのに履きやすい。
同じブーツである8ホールとは雲泥の差です。
そしてケアが簡単であること。
クリームを塗ったりする面積は大きいですが、紐がありません。
靴紐を取り外す必要がない恩恵は大きいです。
ケアしようと思ったらすぐに取りかかれますから。
また、経年変化も楽しめます。
写真のチェルシーブーツは買って間もないものですが、履き込んだ方のブログや古着屋でチェルシ―ブーツを見てみると良い味出てます。
なんとも言えないクタっとした感じが出てるんです。
私のチェルシ―ブーツも履き込むうちにだんだんとそうなるはずです。
悪い部分ですが、サイズ選びが少しシビアかもしれません。
サイドゴアという都合上、紐でサイズを調整するようなことはできません。
インターネットで購入するのはおすすめできないかも・・・店舗で試着するか、サイズ変更ができるようなショップで購入することをお勧めします。
それから、サイドゴアとはいえ少し蒸れます。
8ホール未満、しかし3ホールよりは蒸れるのでそこは覚悟を。
夏は少し厳しいかな。
まとめ:定番のドクターマーチンを履き比べてレビューしました
「ここまで書いてなんだよ!」って思われるかもしれませんが、”何に重きを置くか”で選ぶべきドクターマーチンの種類は異なると思います。
ただ、どれも長く履けるものに違いありません。
あなただけの相棒に育ってくれると思います。
ぜひ、自分にぴったりな相棒を見つけて頂けたら嬉しいです。
良いドクターマーチンライフを!!
私はドクターマーチンコンサルタント!
最近、Twitterにてドクターマーチンコンサルタント(自称)として皆さんのドクターマーチン選びを手伝っています。
ドクターマーチンの良さを知ってもらいたいので趣味で始めたことです。
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