インターネットでなんでも調べ事が叶う現代。
私たちは情報に対して代償を払うことを忘れているのではないでしょうか。
言葉の意味が分からなければすぐに検索できる。
道に迷えばすぐに検索できる。
素晴らしいことです。
でも踏み入れてはいけない部分もあります。
例えば、「音楽の違法ダウンロード」。
例えば、「漫画の違法ダウンロード」。
特に漫画の違法ダウンロードは、某漫画を無料で見られるようになっていたサイトの運営者が先日逮捕されましたね。
私たちは、「情報は無料」に慣れすぎたのではないでしょうか。
情報は本来とてつもなく大切なはずです。
江戸時代の商人は、火事になったときまず最初に顧客台帳を持ち出したといいます。
火事になって建物が燃える中、彼らは何よりも顧客の情報の保護を優先しました。
それだけ彼らは情報の大切さを知っていました。
本来情報はとてつもない力を持っているはずです。
例えばGAFA(Google・Amazon・facebook・Apple)。
GAFAの特徴は、ユーザーの属性情報や閲覧履歴などの膨大なデータを持っていることです。
それがこの4つの企業の大きな原動力になっているのは明らかです。
本来、情報に対価を払ったとしても、それ以上のメリットが得られるのであれば情報に対して対価を払っていいはず。
情報を受け取る側からすれば、対価を払うのは当たり前の行為であるはずなのです。
もちろん、情報を無理やり与えて対価を求めるのはだめですが。
でも本来これは当たり前のことであるはずです。
価値あるものには、その代償を。
意識して生きていこうと思います。